理事長祝辞


理事長祝辞

大東文化大学青桐会創設
50周年記念にあたって

  • 55.jpg
  • 大東文化学園理事長
  • 市川 護


 青桐会が創設50周年を迎えられましたこと、真に喜ばしく、謹んでお祝い申し上げます。理事長に就任して2年有余、青桐会執行部はじめ会員のみなさまの活動を身近に拝見し、その熱意とご努力に感銘を受けてまいりました。各県支部を通じて、教育、事務等に関する会員各位のご希望、ご助言を集約し、極めて冷静かつ大胆に大学・学園の姿勢を問い、そしてご提言をいただくという熱意と温情溢れるその活動は、他の大学に類を見ない素晴らしいものだと常々喜ばしく思っています。加えて大東文化・スポーツに対する熱心な応援活動には頭が下がる思いで感動を覚えてまいりました。青桐会創設50周年の年にあたり、歴代の執行部ならびに会員のみなさまの日ごろのご支援に対し、改めて厚くお礼申し上げます。
 さて、18才人口の減少と大学定員の増加により、ここ数年大学の経営を取り巻く環境は厳しさを増しています。今、学校法人に最も求められるものは何か、それは学問・教育に裏打ちされた学生諸君の就職支援であるとの思いを強く持っており、本学の応援体制、支援内容にはまだまだ努力の余地があると認識しています。4年間を共に過ごした学生諸君のこれからの永い将来を決定付ける「就職」の重みを全教育・事務職員が共有し、大学・学園として全力を挙げて支援すべきことを今後とも訴え続けていく決意です。
 また、これからも引き続き目ざすべきは教育・研究費の更なる有効活用による教育のレベル・アップ、学生力の増進であります。将来、どのような業界に進もうとも、大東大卒業生として他に優る立派な学力を身につけ、誇りを持って活躍してもらえるような学府を築くための最も有効な人、物、金の投入方法があるはずです。本学は平成25年度に創立90周年を迎えます。今まで培ってきたノウ・ハウを生かし、青桐会のみなさまのご助言を得ながら、今後とも教育のレベル・アップのために必要な財政基盤の安定・確立に努めてまいります。
 以下に来年度の本学園基本方針をご紹介し、引き続き保護者の皆さまのご理解とご支援を賜りたく、切にお願い申し上げます。
  – 平成24(2012)年度 大東文化学園 基本方針 –
  1.大東文化ブランド力の強化と発信
  2.「教育の大東」の実現
  3.質的保証のための人的・物的環境の効率的再編
  4.財政基盤の強化
 青桐会の創設50周年、まことにおめでとうございます。

▲ページトップに戻る▲